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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、「ENEOSでんき」で店舗や工場向けメニュー「動力プラン」開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.10.24 【情報源】企業/2016.10.19 発表

 JXエネルギーは、家庭用の電力小売り「ENEOSでんき」で、店舗や事務所、工場、マンション共用部などに向けた新メニュー「動力プラン」を始める。大型エアコンやエレベーターなどの動力を使用する顧客を対象にする。動力もラインアップに加え、電気料金が抑えられることを訴えて拡大を図る。10月24日から申し込みを受け付ける。

 動力プランは東京電力グループのエリアで展開し、契約電力は0.5kW以上、50kW未満とする。契約電力に応じた基本料金と従量料金で構成し、燃料調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加わる。従量料金は季節と使用量で単価が異なる2段階方式を採用し、1kWhあたりで、夏は16.77円と18.59円、夏以外は15.22円と18.48円に設定した。

 東京電力グループ企業の東京電力エナジーパートナー(低圧電力)からENEOSでんきの動力プランに切り替えると、契約電力5kWの店舗で年間約7600円、同10kWの事務所で同約1万5300円、同20kWの工場は同約3万700円、電気料金が引き下げられる。想定電力使用量は月間で店舗が550kWh、事務所は1100kWh、工場は2200kWhを想定している。

 ウェブサイトからか書面で申し込み、スマートメーター(通信機能付き電力量計)に交換後、利用が始まる。切り替えには2週間から1カ月半かかる。ENEOSでんきが提供する2年契約の割引「にねんとく2割」の適用はなく、設備トラブルの点検・調査・応急処置の出張サービス「電気の困った!駆けつけサービス」は個人宅に限られる。【JXエネルギー株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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