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環境ニュース[国内]

福岡県、タイと環境協力協定締結 福岡方式処分場の普及へ

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2016.10.17 【情報源】地方自治体/2016.08.23 発表

 福岡県は、タイと環境分野の協力関係を強化するため、タイ天然資源環境省公害対策局と環境協力協定を締結した。タイ国内における福岡方式(準好気性埋め立て方式)による廃棄物処分場の普及のほか、環境人材の育成や環境教育など、さまざまな分野で協力関係を構築する。

 福岡県は2006年度から国際環境人材育成研修を行い、これまでにタイから20人の行政関係者を招いている。また、12年度からはタイに技術協力を行い、昨年9月、環境に配慮した福岡方式による廃棄物処分場がナコンラチャシマ県シーキウ市で竣工した。

 今回の協定締結により、シーキウ市処分場の維持管理指導を現地で行うほか、同処分場の運用に携わるタイの行政関係者を福岡県に招き、維持管理者を養成するための研修を行う。また、タイ政府が国内自治体を対象に開催する福岡方式処分場の普及セミナーに福岡県の専門家を派遣するなど、普及を推進していく。

 福岡県庁で8月23日に行われた協定調印式に臨んだ小川洋知事は「福岡県とタイとの信頼関係、友好関係がますます深まっていくことを期待している」と話した。【福岡県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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