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環境ニュース[海外]

中国環境保護部、2016年前半の大気および地表水の状況を報告

大気環境】 【掲載日】2016.08.09 【情報源】中国/2016.07.22 発表

 中国環境保護部(MEP)は、2016年前半の大気および地表水の質に関する状況を報告した。
北京では、主要大気汚染物質の測定値は減少傾向が続き、大気が清浄または比較的清浄だった日の比率は、前年比10.2%増の58.8%だった。粒子状物質の測定値は、PM2.5は前年比17.9%減の64 μg/m3、PM10は前年比19.3%減の88 μg/m3だった。
地級市またはそれ以上の338都市の大気質は改善し、主要地域における大気汚染物質濃度は低下した。338都市のうち78都市で大気質基準を達成し、大気が清浄または比較的清浄だった日の比率は、前年比4.0%増の平均76.7%だった。重度汚染の日の比率は、前年比0.5%減の2.9%となった。PM2.5は前年比9.3%減の49μg/m3、PM10は前年比6.3%減の90μg/m3だった。
全国の地表水の質は大きく変化しておらず、全国地表水モニタリングネットワークの1940観測区のうち、水質が清浄または比較的清浄とされた観測区の比率は前年比2.8%増の68.8%だった。

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