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環境ニュース[海外]

ドイツ 学校給食における気候保全を進めるプロジェクトを支援

環境学習】 【掲載日】2016.06.03 【情報源】ドイツ/2016.05.18 発表

 ドイツ連邦環境省は、学校給食における気候保全を進めるプロジェクト「KEEKS」に対し、140万ユーロ弱を拠出することを公表した。プロジェクトでは、気候を保護し、エネルギー効率の高い学校給食に対する障害を分析することを目指す。まず、メニューや調理場の設備、調理プロセスなど全ての分野について調査され、障害を克服するための実践的な解決策が作成される。例えば、冷凍食品の利用を削減する場合、メニューの変更だけでも、一食当たりCO2換算で500グラム削減できるという。プロジェクトには、ケルン地域における25校(調理場数は計24)が実践パートナーとして参加する。さらに、E-レシピ本やレシピアプリ、関係者に対するセミナーなど実践的な支援ツールが開発され、その成果は、ドイツ全体で活用される。プロジェクトは、3年間の予定で実施され、未来技術評価研究所(ITZ)、ファクター10研究所、ハイデルベルク・エネルギー環境研究所、ドイツベジタリアン連盟、社会サービス・エコロジー教育ネットワーク、ヴッパータール研究所が担当する。

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