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環境ニュース[国内]

三菱商事、スリランカ・コロンボの地中送配電線の敷設を受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.03.24 【情報源】企業/2016.03.22 発表

 三菱商事は、スリランカ最大都市、コロンボの地中送配電線の敷設工事を受注した。同工事は、住友電気工業100%子会社で送配電用電力ケーブルを手掛けるジェイ・パワーシステムズ(JPS)、現地の発電・送電関連設備据え付け・工事会社のLTLPとともに行う。スリランカのセイロン電力庁(CEB)が円借款の資金を活用して計画する。
 三菱商事、JPS、LTLPの共同体が約75億円で受注し、2018年5月の完成を予定する。三菱商事とJPSが地中線を供給し、その他の機器と据え付け・工事をLTLPが担当する。コロンボと周辺地域はスリランカ経済の中心で、大コロンボ圏と呼ばれる。電力の消費量が伸びていることから、受給がひっ迫している。このプロジェクトは大コロンボ圏への安定した電力供給の実現を目的にしている。
 スリランカはGDP(国内総生産)が前年比約7%の経済成長が続くと予想され、電力需要も同7%の伸びが見込まれる。一方、送配電網が老朽化しているため他のアジア諸国に比べて送配電の電力損失率が高く、改善が急務になっていた。
 三菱商事は、プロジェクトを通してスリランカでの電力の安定供給を図り、同国の経済発展を後押しすると同時に、同国をはじめとしたアジアで電力事業を積極的に進める。CEBは1969年の設立で発電・送配電事業を展開している。コロンボはかつての首都で郊外に新首都スリジャヤワルダナプラコッテがある。【住友電気工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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