インドネシア国家適応行動計画実施促進のための日･インドネシア協力に関する意向書署名

　環境省は、平成28年3月15日にインドネシア･ジャカルタにおいて、小林正明環境省地球環境審議官とエンダ･ムルニティアス･インドネシア国家開発計画庁(BAPPENAS)天然資源環境担当次官との間でインドネシア国家適応行動計画実施促進の協力に関する意向書が署名されたと発表。
　この意向書は、平成27年11月に閣議決定された「気候変動の影響への適応計画」に基づいて日本が実施する、途上国における気候変動影響評価や適応計画策定等への協力に関する施策として位置づけられるもの。これは、適応分野に特化した環境省として初の二国間の意向書となり、3月15日～17日にはジャカルタ、メダン、スラバヤにおいて、シンポジウムを開催し、今後は北スマトラ、東ジャワ両州を中心に地方州政府を対象とした協力を行っていくとしている。【環境省】