一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

丸紅、電力小売りで新プラン、料金の一部を森と緑の保全に充当

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.03.17 【情報源】企業/2016.03.15 発表

 丸紅は、100%子会社の丸紅新電力を通じて4月1日に始める家庭・小規模事業者向けの電力小売りで、新たなプラン「プランG」を導入する。3月15日に申し込みの受け付けを開始した。アニメーション制作のスタジオジブリ(東京都小金井市)とタイアップして、電気料金の一部を森と緑の保全活動に充当する。
 丸紅新電力は、現在の北海道、東京、関西、九州電力の電力供給エリアで電力の小売りを行い、電力消費量が多い家庭などに料金で利点があるスタンダードプラン「プランS」を受け付けている。今回新たに、環境保全を支援するプランGの投入を決めた。顧客と丸紅新電力、スタジオジブリが一体になって日本の原風景を未来に残す活動を支える。
 プランGの料金は、東京電力の現行の家庭向け「従量電灯B」と比べると、契約容量50Aで電気使用量が月400kWhの場合、年間約2160円抑えられる。プランSだと同条件で年間約4800円安く、プランGはプランSより割高になる。プランSが割安さを重視する一方、プランGはアニメの舞台になった丘陵の自然と里山の景観を保全する活動をサポートする。
 プランGに加入した顧客には国産材を使ったスタジオジブリ監修の一輪挿しを贈る。丸紅新電力は、スタジオジブリのアニメ美術館「三鷹の森ジブリ美術館」(東京都三鷹市)にも電力を供給する。丸紅電力の新テレビCMはスタジオジブリが作成した。東京、関西、九州電力エリアのほか東北、中部、中国電力の地域でも6月をめどに順次展開する。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク