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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、全国のディーゼルエンジンのクリーン化プロジェクトを助成

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2016.03.09 【情報源】アメリカ/2016.02.25 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、国内の貨物輸送の大半を占めるディーゼルエンジンの排ガス削減を目指し、ディーゼルクリーン化プロジェクトに2600万ドルを拠出すると公表した。特に大気質が悪い地域のディーゼル排出とディーゼル排ガス曝露を大幅に削減するプロジェクトの提案を求めるという。プロジェクトの選定にあたり優先されるのは、排出削減を推進し終了後も取り組みを続けることが可能な、地域が参加し地域に利益をもたらすプロジェクトだという。地域、州、自治体、部族の機関、あるいは交通や大気質を管轄する港湾局などが募集対象となっている。10〜14件のプロジェクトへの助成を見込んでおり、助成金の最高・最低限度額は地域(リージョン1〜10)によって異なるという。EPAは、「ディーゼル排出削減プログラム(DERA)」が2008年に開始されて以来、全国で700件近いプロジェクトを助成している。その多くは、喘息などに苦しんでいる住民の比率が平均より多く、経済的に恵まれていない地域におけるディーゼルエンジンのクリーン化プロジェクトだという。【アメリカ環境保護庁】

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