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環境ニュース[国内]

東京都豊島区 途上国にノート寄贈23年間で90万冊以上

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2016.01.20 【情報源】地方自治体/2015.11.10 発表

 東京都豊島区は、区内の印刷会社が作業の過程で廃棄する残り紙で作った「リサイクルノート」3万冊を、公益財団法人ジョイセフに贈呈した。同法人を通じてアジアやアフリカなどの開発途上国へ送られる。
この取り組みは1993年度から始まった。印刷業は豊島区の地場産業であることから、資源を有効活用するため、区が 豊島区印刷関連産業団体協議会と連携して取り組んできた。区によると、昨年度までに延べ218カ国にノートが寄贈され、23年間で計90万4400冊が開発途上国に届けられている。
 リサイクルノートを贈呈した豊島区の高野之夫区長は「限りある資源をリサイクルして、物資が不足する途上国で有効活用していただくという大変貴重な取り組み。寄贈数100万冊を目指して取り組みを継続していきたい」と述べた。
 ノートを受け取ったジョイセフの高橋秀行業務執行理事は「23年も継続して支援いただき感謝している。開発途上国では書く物がなくて読み書きができず、学校に行けない子供がいる。そのような場面で、このノートが活躍している」などと謝意を示した。環境清掃部ごみ減量推進課 TEL:03-3981-1142【東京都豊島区】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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