海洋漁業資源の保存及び持続可能な利用の推進のための協力に係る水産庁と米国海洋大気庁による共同声明へ署名

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2015.12.28 【情報源】水産庁／2015.12.28 発表

　水産庁は、米国海洋大気庁との間で海洋漁業資源の保存及び持続可能な利用の推進のための協力に係る共同声明への署名を行った。
　今回の共同声明は、本年4月の日米首脳会談の成果文書であるファクトシートにおいて「本年、違法・無報告・無規制（IUU＊）な漁業の撲滅のための共同の取組を通じたものを含め、海洋漁業資源の保存及び持続可能な利用並びにそれによる世界的な食料安全保障に係る協力に関する声明を発表」することが決定されたことを受け、本共同声明が作成され、平成27年12月17日（木曜日）に署名を行った。
　共同声明の概要は、[1]海洋漁業資源の長期的な保存及び持続的利用の推進　[2]入手可能な最良の科学的証拠、生態系アプローチ及び予防的措置の活用　[3]地域漁業管理機関における管理措置の強化を含む、世界的及び地域的なレベルでのIUU漁業対策の推進並びに寄港国措置の採択及び実施　[4]海洋酸性化及び気候変動の影響並びにその緩和措置に関する理解の促進　[5]両国の協力を促進するため、必要に応じた協議の開催-となる。【水産庁】