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環境ニュース[国内]

ホンダ、マーシャル諸島でEVと太陽光発電対応充電器を導入した実証実験を開始

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2015.10.21 【情報源】企業/2015.10.19 発表

 ホンダは、太平洋の島国、マーシャル諸島で電気自動車(EV)の小型車「フィットEV」と、太陽光発電対応AC充電器「ホンダ・パワー・チャージャー」を導入した社会実証実験を10月19日に始めた。燃料の消費量とCO2排出量の低減に向け、電動移動手段の普及と充電インフラ整備の可能性を検証する。
 マーシャル諸島は、太平洋の他の島国と同じようにエネルギーをほぼ輸入に頼っている。このため、自前での調達や輸送費用を含むコストの軽減が課題であった。太陽光発電で発電した電気を使ってEVを充電して走行することで、同国のエネルギー自給などの問題解決につなげる。
 この社会実証実験は、経済産業省の「2015年度エネルギー需給緩和型インフラ・システム普及等促進事業」として同省の支援を受けて展開する。マーシャル諸島は小さな島で構成する島国で、気候変動に伴う海面上昇の影響を受けやすく、CO2排出量を低減することによる温暖化対策も求められている。
 オープニングセレモニーを同日開き、マーシャル諸島のクリストファー・ロヤック大統領、ホンダの池史彦会長、同国日本大使館特命全権大使が出席した。池会長は「プロジェクトの目標を達成し、グローバルなショーケースになることを目指してマーシャル諸島政府と協力して進める」などと話した。【本田技研工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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