一般財団法人環境イノベーション情報機構
味の素ゼネラルフーヅ、商品の環境への取り組みをアイコンでパッケージに表示
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2015.03.26 【情報源】企業/2015.03.23 発表
味の素ゼネラルフーヅ(AGF)は、商品の環境への取り組みを独自の環境アイコン「ほっとするエコ」マークでパッケージに表示する。今春の家庭用新商品・リニューアル品から順次、展開する。AGFが商品で行っている環境貢献が一目で分かる情報として発信し、環境に配慮した商品を購入したいとする顧客のニーズに応える。ほっとするエコのマークは地球の緑と、し好飲料が持つやすらぎを表現した。緑色のカップに茶色の飲料が入っていて、そこからハートマークの湯気が出ている。カップには「eco」の文字で顔をあしらった。このマークと併せて「植物性プラでエコ」「再生プラでエコ」など、その商品での環境への配慮を具体的に示している。
植物性プラでエコは29品の商品が対象だ。「この商品の包装材料には、一部に植物性プラスチックを使用しています」と表示する。例えばインスタントコーヒー「ブレンディ メロウ&リッチ」の180g袋では、袋包装の最表面のフィルムに植物由来原料を20%以上使ったPETフィルムを採用してCO2排出量の削減を図っている。
再生プラでエコは、包装材料の一部に再生プラスチックを使用した。17の商品で表示する。レギュラーコーヒー「マキシムちょっと贅沢な珈琲店スペシャルブレンド」360gは、同フィルムに再生樹脂を80%以上使ったPETフィルムを利用した。植物性、再生プラスチックで従来品に比べて年間で約2500tのCO2排出量削減効果を見込む。【味の素ゼネラルフーヅ(株)】