国連環境計画とノルウェー、海洋漂流物などの取組強化に向け新たな協力協定に調印

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2014.08.28 【情報源】国連／2014.08.14 発表

　国連環境計画（UNEP）は、アヒム・シュタイナーUNEP事務局長とノルウェーのボルゲ・ブレンデ外務大臣が、2014年8月14日、ノルウェーのアーレンダールで、新たなプログラム協力協定に調印したと発表した。これにより、ノルウェーはUNEPの2014年作業計画に対し総額1600万ドルを拠出する。協定では、このうち100万ドルを、2014年6月の国連環境総会（UNEA）第1回会合で決議された海洋プラスチック・微小プラスチック廃棄物の対策に、さらに50万ドルをUNEPと国連食糧農業機関（FAO）による西アフリカの漁類の食料安全保障プロジェクトに充てることが合意された。
　このほか、シュタイナー事務局長は、REDD（途上国における森林の破壊や劣化を回避することで温室効果ガスの排出を削減する取組）の取組や、UNEPの協力センターである「GRIDアーレンダール」の新枠組み協定など、ノルウェーの協力に対し謝意を表した。【国連環境計画（UNEP）】