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環境ニュース[海外]

イギリス気象庁、気候と気象を読み取り水の供給を確保するための水部門対象研修コースを開講

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2014.07.01 【情報源】イギリス/2014.06.17 発表

 イギリス気象庁(MetOffice)は、水部門で働く人々のための、気候と気象事象を読み取るための新研修コースを発表した。このコースは、近年増大している水資源への負荷や、気候変動により増大している極端な気候現象が、水部門の会社の事業に与える影響を正確に分析、判断する技術を磨き、迅速な対応を可能にし、水供給を確保することを目的としている。例えば、水道等の公益事業社のウェセックスウオーター社は、この研修コースを最近受講し、天気予報データ情報から次に起きうる様々な事が予測できるようになり、豪雨時の水処理過程に与える影響に備える等、事業の効率改善と影響緩和につながったという。
 同社では、この研修により、様々な気候事象のパターンを読み取れるようになり、早い時点で対策が取れるので大変に役立つと述べている。例えば落雷の場所を特定する技術は既に社の日々の判断に使われており、職員の急な呼び出しも減少したという。イギリス気象庁では、依頼者の予定に添ってコースを開催するので、同庁サイトを参照してほしいとしている。【イギリス気象庁】

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