一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本を含む北西太平洋域の二酸化炭素濃度の状況 〜過去最高を更新、海上や上空でも400ppm超え〜
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.05.27 【情報源】気象庁/2014.05.26 発表
気象庁は、国内3つの観測地点 綾里(岩手県大船渡市)、南鳥島(東京都小笠原村)、与那国島(沖縄県八重山郡与那国町)における二酸化炭素濃度の月平均値は、綾里で2012年に400ppmを超えたことを皮切りに、2013年以降は国内3地点で毎年400ppmを超えていると公表。2013年の年平均値、2014年4月の月平均値ともに、過去最高を更新している。一方、表面海水中の二酸化炭素濃度についても、大気中と同様のスピードで増加し続けており、この海域では海洋が大気から二酸化炭素を吸収し蓄積していると見られている。【気象庁】