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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、アメリカ・メキシコ国境地域の環境改善へ7プロジェクトを助成

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2014.01.29 【情報源】アメリカ/2014.01.14 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、アメリカのカリフォルニア州・アリゾナ州とメキシコの国境地域における7つの環境プロジェクトに、46万1368ドルを助成したと発表した。プロジェクトの内容はティフアナ川河口のごみ・堆積物除去、出入国手続きを待つアイドリング車両から排出されるPM等大気汚染物質の調査・削減対策、自治体の廃油回収プログラムの拡張等で、国境周辺住民の生活環境改善が期待されるという。
 今回の助成金は、アメリカ・メキシコ国境地域に住む人々の健康と環境の保護を目指す2国間の環境プログラム「ボーダー2020」のもと、「国境環境協力委員会(BECC)」との協力で支給されるもので、これに加え、助成金を受給した機関からの資金35万4746ドルも支給される。EPAは、2013年に発効20周年を迎えた北米自由貿易協定(NAFTA)や30周年のラパス協定により、電子廃棄物の適切な処理、国境にまたがるゴミ捨て場からの廃タイヤ除去、国境住民の飲料水と下水サービスへの接続等に多額の資金を提供し、環境保全に大きな成果を上げたとしている。【アメリカ環境保護庁】

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