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環境ニュース[国内]

熱中症による救急搬送者数と暑さ指数(WBGT)との関係を公表(平成25年7月9日〜7月15日)

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.07.19 【情報源】環境省/2013.07.19 発表

 環境省は、平成25年7月19日、7月9日〜15日までの全国の暑さ指数(WBGT)※の観測状況及び熱中症による救急搬送者数と暑さ指数との関係について取りまとめ公表した。
 全国の熱中症による救急搬送者数が急増していることから、従来から行っている全国約150地点の暑さ指数(WBGT)の実況値・予測値の提供に加え、過去1週間程度の暑さ指数の観測状況、暑さ指数と熱中症による救急搬送者数との関係について、定期的に情報提供を行うことにしたもの。
 公表によると、7月9日〜15日の期間、6都市平均の最高WBGTは「厳重注意」を示すWBGT28℃を上回り30℃前後で推移、7月8日〜14日までの全国の熱中症による救急搬送者数は、11日の1,946名を最高に連日1,000名を超える搬送者があった。
 なお、環境省では、7月19日に気象庁が発表した週間天気予報では最高気温・最低気温ともに、平年並か平年より高くなることから、屋外だけでなく、屋内での熱中症を予防するため、こまめな水分補給を呼びかけている。

米国陸軍での訓練の際の熱中症を予防することを目的として1957年に米国で提案された指標。
 人体に与える影響の大きい[1]湿度、[2]日射等からの熱、[3]気温の3つを取り入れた指標。気温と異なり人体と外気との熱収支に着目した指標で、労働環境や運動環境の指針としてISO等で国際的に規格化されている。

<算出方法>
  屋外:WBGT = 0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
  (単位は気温と同じ「℃」になる。)

【環境省】

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