一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ワシントン条約第16回締約国会議がタイのバンコクで開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2013.02.27 【情報源】環境省/2013.02.27 発表

 ワシントン条約CITES)第16回締約国会議が2013年3月3日から14日まで、タイのバンコクで開催される。
 ワシントン条約は、絶滅のおそれがある野生動植物の保護、採取・捕獲の抑制を目的として、野生動物やその体の一部についての国際取引規制を行っている条約。1975年に発効し、日本は80年に加入。2013年2月現在の締約国は177か国に上っている。
 今回の会合では、戦略ビジョン、世界野生動植物デー、ゾウの取引、附属書の掲載基準、投票方法改正(秘密投票の使用制限)等のほか、国際取引の野生個体への影響が懸念されるリュウキュウヤマガメについて、日本から附属書※IIに掲載することを提案する予定。

ワシントン条約では、野生動植物の種の絶滅のおそれの程度に応じて条約附属書に掲載し、国際取引の規制を行う。
 [1] 附属書I:絶滅のおそれのある種であって取引による影響を受けており又は
   受けることのあるもの。商業取引を原則禁止。
   (チンパンジー、トラ等 974種類を掲載)
 [2] 附属書II:現在必ずしも絶滅のおそれのある種ではないが、取引を厳重に
   規制しなければ絶滅のおそれのある種となりうるもの。
   輸出国の許可を受けて商業取引を行うことが可能。
   (フラミンゴ、カメレオン等 33,798種類を掲載)
 [3] 附属書III:いずれかの締約国が、自国内の種の保護のため、他の締約国の
   協力を必要とするもの。当該種を掲げた国と当該種について取引を行う場合
   許可を受けて行う。
   (セイウチ(カナダ)、アジアスイギュウ(ネパール)など280種類)

【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク