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環境ニュース[海外]

ドイツ 連邦内閣がデポジット対象飲料容器に対する表示義務を求める政令案を承認

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2013.02.20 【情報源】ドイツ/2013.02.06 発表

 ドイツ連邦環境省は、連邦内閣が、「デポジット対象飲料容器販売時における商取引の表示義務に関する政令案」を承認したことを公表した。この政令により、商取引において飲料容器がワンウェイ容器かリターナブル容器か、明確に表示することが義務付けられる。これにより、飲料容器購入時の透明性を改善し、環境に配慮したリターナブル容器の促進につながることが期待されている。対象は、デポジット義務が課せられているワンウェイ容器、及びこれらと同種の飲料が入り自主的にデポジットを課しているリターナブル容器となる。「ワンウェイ」、「リターナブル」の表示は、製品のすぐそばに掲載され、明確な文字で読みやすく表示することが求められる。表示の形式や文字の大きさは、表示されている製品価格と少なくとも同等にすることが求められる。表示義務対象者は、最終消費者に飲料を販売する最終販売者となる。これは通信販売業者にも適用され、カタログやインターネットなどに表示することが求められる。これよりも前の段階の商取引は対象外となる。また、表示義務は、キオスクや自動販売機といった小規模の商取引には例外が適用され、9カ月の移行期間が設定されている。政令案は、連邦議会と連邦参議院に承認のために送られた。【ドイツ連邦環境省】

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