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環境ニュース[海外]

ドイツ 紙利用時の環境保護・気候保全への貢献、再生紙印刷時の高品質を示すパンフレットを公表

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2013.02.04 【情報源】ドイツ/2013.01.15 発表

 ドイツ連邦環境庁は、パンフレット「紙−森林と気候を守る」を公表した。これは、ドイツ、スイス、オーストリア、リヒテンシュタインにおいて発行される複数国家によるプロジェクトで、「エコロジーと紙フォーラム」がスイスのパートナー機関と共に多数の関連組織の協力を得て作成したもの。最終消費者、啓発の役割を果たす人々、企業や行政機関などの意思決定者を対象に、再生紙を用いたトイレットペーパー、両面コピー、白色度の低い紙など、紙の日常的な使用方法における環境保護や気候保全への貢献について示している。また、再生紙の印刷の質について、多様な再生紙を用い、色の鮮明さ、画像の明瞭さ、適切な調色を実証しており、今日の再生紙は、高品質なカラー印刷が可能であることを示し、これまでの偏見を排除している。また、紙の製造で使われる木材の原産国や大量の紙消費による森林生態系への多大な影響などを解説している。また、紙製造の段階を説明し、様々なエコラベルについて解説し、その中でエコラベル「ブルーエンジェル」が、紙購入時の最善の方向指南になることを強調している。パンフレットは全36ページで、連邦環境庁が無料で配布している。【ドイツ連邦環境庁】

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