イギリス、環境データのオープンプラットフォーム実証プロジェクトに助成金

【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2011.07.22 【情報源】イギリス／2011.07.08 発表

　イギリス気象庁は、独自のイニシアティブのもとIBM社やインペリアルカレッジビジネススクール、グランサム気候変動研究所が参加する研究グループによるプロジェクトが、技術戦略委員会によるマッチファンドを受け取ることを公表した。プロジェクトは、環境データに関するオープンプラットフォームコンセプトを実証するものであり、15ヶ月に及ぶ。オープンプラットフォームでは、政府、災害リスク軽減、そして保険業界において、知識やデータ、モデリング技術の交換をオンラインマーケット上に創出することを目指している。環境変化や天災に対するリスクを管理し適応するための革新的技術を可能にすることが期待されている。また、GoogleやiTunes、アマゾン、eBayと同様のビジネスプラットフォームともなり、さらに検索や反復操作、モデル、仮想アプリケーションを企業がより効率的に使用できるようプラットフォーム上にツールも設定される。【イギリス気象庁】