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環境ニュース[海外]

イギリス、イングランドの廃棄物政策、包括的見直しの結果を公表

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2011.06.28 【情報源】イギリス/2011.06.14 発表

 イギリス政府は、イングランドの廃棄物政策に関する包括的見直し結果を公表し、さらに廃棄物削減とリサイクル拡大のために人々を支援する計画を示した。包括的見直しでは、木質廃材の埋め立て制限と金属、繊維、全ての生分解廃棄物といったその他の物質の埋め立ての禁止についての協議、接客業、紙、ダイレクトメール、繊維、建築廃棄物に焦点を当て、家庭へのインセンティブの供与、企業へのよりよいサービス、自主責任協定などによって廃棄物リサイクルと削減の促進、不公平な罰金制度や税制度の廃止、不法投棄の取り締まり、プラスチックや鋼鉄、アルミニウム、ガラスのリサイクル率に関する2017年目標の厳格化についての協議が優先事項として設定されている。廃棄物の埋め立て量は、2000年以降半減化されており、家庭部門の廃棄物におけるリサイクル率は40%に、産業部門では50%以上となっている。しかし、更なる対策が必要であるため、政府は、2013年12月に、新しいEU規則のもとでの進捗状況を調査するためにフォローアップ・ゼロ廃棄物行動計画を公表するとしている。今回、嫌気性消化処理戦略とその行動計画も同時に公表された。ここには、開発者と地方自治体に対して嫌気性消化処理の費用と利益に関する手引きが含まれており、設備運営者のための技術開発やトレーニングについて、そしてベストプラクティスについて示している。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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