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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、地元の技術を結集する水関連技術開発拠点を立ち上げ

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2011.02.01 【情報源】アメリカ/2011.01.18 発表

 2011年1月18日、アメリカ環境保護庁と中小企業庁は、両庁協働の取組として、オハイオ州、ケンタッキー州、インディアナ州にまたがるシンシナティ都市圏に「水関連技術開発拠点(WTIC: Water Technology Innovation Cluster)」を創設することを発表した。
 WTICは、中小企業、電気・ガス・水道などの公益事業、研究パートナーなどを地理的に結集することにより、環境問題や人の健康問題を解決する革新的な技術を開発して商業化するとともに、持続可能な経済発展を推進し、雇用の創出を図るとしており、まずは同地域できれいな水を確保するための先進的な技術を開発し、数百万人規模の国民の健康増進に役立てるという。
 EPAは既に、飲用水の環境技術市場に関する調査の実施や、この地域の技術・知識マッピングの作成などに500万ドルを投じている。WTICでは、持続可能で、水効率・エネルギー効率が高く、コスト効果も高く、各種汚染物質に対応できる画期的な処理方法や技術を開発・検証し、市場に送り出す。WTICはそのほか、レインガーデンなどのグリーンインフラの開発にも力を入れる予定。【アメリカ環境保護庁】

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