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環境ニュース[海外]

イングランドの過半数の学校がエコ・スクール認定校に

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2009.02.19 【情報源】イギリス/2009.02.09 発表

 イングランドの過半数の学校がエコ・スクール認定校になったと2月9日、ヒラリー・ベン環境大臣が発表した。
 「エコ・スクール」は、生徒や教員の手による、環境にやさしい、持続可能な学校づくりを奨励する国際認定プログラム。1992年にデンマークでスタートし、今や欧州、モロッコ、南アフリカなどから4万校が参加する世界的なプログラムとなっている。参加校は、最高位のグリーンフラッグ賞、それに次ぐ銀賞、銅賞を目指し、ゴミ問題、健康、生物多様性などのテーマについて、7段階のステップに従って取り組む。
 ベン大臣は、グリーン・フラッグ賞を受賞したダービシャー州ロングイートン中学校を訪問し、生徒の環境活動を称えた。
 「エコ・スクール」プログラムのメリットとしては、以下の点が挙げられる。
●適切な環境マネジメントにより学校施設の光熱費や清掃費を削減できる
●国のカリキュラムと連動し、環境に配慮した行動について学習できる
●地域との強いパートナーシップの構築
●学校の校舎や校庭の改善
●環境活動に関する学校の評価向上
 なお、このプログラムは、国際的には環境教育財団(FEE)が運営しているが、イングランドでは、環境キャンペーン団体ENCAMSのKeep Britain Tidyキャンペーンが運営している。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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