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環境ニュース[海外]

フランス 学校でも環境グルネル

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2007.12.11 【情報源】フランス/2007.11.26 発表

 フランス教育省の発案により、「学校での環境懇談会(環境グルネル):地球のために生徒が動く」と題されたプロジェクトがスタートする。
 この事業は、気候変動に立ち向かい、生物多様性を保全し、環境民主主義を構築するため、若者が考え、計画を練り、具体的な提案を行なうことを推奨するもの。北極探検家で作家のニコラ・ヴァニエ氏の協賛を受け、11月はじめに計画を募集し、2008年5月に生徒による提案15件が選ばれる。
 中学生・高校生、職業訓練校の生徒は、教員の指導により、気候変動、エネルギー管理、生物多様性・自然資源保全、環境と健康、環境健康への農業の影響、民主主義と持続可能な開発、経済と持続可能な開発などのテーマについて考える。生徒は、活動を実施する際は、環境懇談会のテーマ、または、その他持続可能な開発に関するテーマを考慮しなければならない。次に情報を収集し、専門家の意見を聞き、持続可能な開発教育(EDD)の関係者(地方公共団体、協会、企業、国の下部組織)と協議を行なう。そして提案を行うために電子報告書を作成する。
 全国で約15件の「学校での環境懇談会」の提案が選ばれた後、大統領に提出され、全国で公表される。【フランス エコロジー持続可能な開発国土整備省】


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