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環境ニュース[海外]

中国 初の大メコン河亜区域環境大臣会議が上海で挙行

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2007.05.15 【情報源】中国/2005.05.26 発表

 初の大メコン河亜区域環境大臣会議が5月25日上海で挙行された。中国政府の招待によりカンボジア、ラオスとタイの環境大臣、ベトナム環境副大臣、ミャンマー駐中大使、アジア開発銀行副頭取およびUNEP副主任が同会議に出席した。また、世界野生動物基金会、国際自然保護同盟、EC、メコン川委員会およびスウェーデン国際発展庁などの援助機関の代表も参加した。中国からは国家環保総局の解振華局長を団長に、国家環保総局、財政部、雲南省政府からなる代表団が出席した。上海市の楊雄副市長は開幕式であいさつを行った。
 東アジア地区の重要な環境協力機構の一つとして、1995年の同区域環境協力機構設立以来、カンボジア・中国・ラオス・ミャンマー・タイ・ベトナムの6カ国政府は環境保護の分野で協力を行い、多くの成果をあげている。
 会議の成果として次の四点がある。第一に、今会議で提出された環境協力と進展状況を顧み、次回会議の内容と成果について意見交換でき、第二に相互の理解と信頼を深めることができ、第三に、参加各国政府の公約や持続的発展の努力を再確認でき、第四に「大臣共同宣言」を通し、各国環境大臣が環境協力について希望を示し、次回会議の内容が豊富になった。
 中国は国内の同流域環境保護を同流域国際協力強化の基礎としている。そのため、2003年までにメコン川上流である瀾滄江流域に、自然保護区を48ヶ所設置し、その面積は183.1万haに及ぶ。また400以上の工業汚染源の対策が進み、3ヶ所の生活汚水処理場が建設され、処理能力は日量10.1万tに達している。【中国環境報】

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