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環境ニュース[海外]

ラトビアで大規模な熱供給システムの改修事業を実施

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.11.09 【情報源】ドイツ/2005.10.20 発表

 ドイツ連邦環境省の代表者は、10月20日、ラトビアの首都リガにおいて、ラトビア第4の都市エルガワにおける熱供給システム改修事業への協力文書に署名した。
 この事業に対し、ドイツ復興銀行グループは、熱供給会社「 SIA Jelgavas Kogeneratia」に環境融資620万ユーロ(8億3700万円)を提供し、ドイツ連邦政府は、利子補給と投資補助として約120万ユーロ(1億6200万円)を助成する。
 エルガワ市民の3分の2が、地域熱供給を受けている。この事業により、配管システムが改修され、ボイラーは、最新のコジェネレーション設備に取り替えられる。これにより、92%のエネルギー損失が回避される。また、地域熱供給を受けている住居に対して、断熱によるエネルギー改修を実行する。これにより、約半分のエネルギー消費が削減できるという。一連の事業を通じ、エルガワでは、年間約9500トンのCO2が削減できる見通しである。【ドイツ連邦環境省】

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