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環境ニュース[国内]

札幌上空のオゾン総量 4月の観測値として観測史上2番目の少なさを記録

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2002.05.20 【情報源】気象庁/2002.05.20 発表

 気象庁では、札幌、つくば、鹿児島、那覇の国内4地点及び南極の昭和基地で、上空のオゾン量の観測や地上に到達する有害紫外線の強度の観測を行っており、その結果を毎月1回発表している。
 2002年4月の国内4地点の上空における月平均オゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)は、つくば・鹿児島・那覇で並、札幌で少なかった。なお札幌のオゾン全量は371ミリアトムセンチメートルを記録。この数値は札幌の4月の平均値としては、観測以来1993年の369ミリアトムセンチメートルに次ぎ2番目に少ない数字となっている。
 また、米国・航空宇宙局(NASA)のアースプローブ衛星のデータと気象庁の観測値から作成した全世界の月平均のオゾン全量分布について、参照値である1979年から1992年の月別平均値との偏差を解析した結果では、北太平洋北部で、参照値より10%以上オゾン総量の減少がみられた。【気象庁】

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