一般財団法人環境イノベーション情報機構
国際シンポジウム 3・11を忘れない〜核なき未来へ向けて
東京電力福島第一原発事故から7年を迎えます。
2017年の3月に、自主避難者への住宅提供が打ち切られ、貧困に陥る避難者もいます。FoE Japanが事務局を務める「避難の協同センター」のもとには、数々のSOSの電話、メールが入っています。
政府は、原発を延命させるために、廃炉費用を託送料金に上乗せさせるなどの政策を打ち出しています。
現在、日本の発電に占める原発の電力の割合はわずか1パーセント。向べき方向は見えているのに、未だに原発にしがみつく日本。一方で、野党により「原発ゼロ基本法案」が提出されようとしています。
韓国や台湾では、市民の力が脱原発の方針を勝ち取りました。
本国際シンポジウムでは原発事故の現状、日本のエネルギーの未来について見つめます。
また、韓国・台湾のゲストから、脱原発を成功に導いた市民の力についてお話を伺います。
お誘いあわせの上、ぜひお気軽にご参加ください。
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●日時:2018年3月9日(金)14:00-21:00
●会場:文京区区民センター3A
●プログラム(予定)
《昼の部》福島の今とエネルギーの未来 14:00-17:00
〇<特別報告>飯舘村はいま…長谷川健一さん(酪農家)
〇避難・保養・健康問題〜政策の失敗による二次被害と市民による取り組み …満田夏花・矢野恵理子
〇日本におけるエネルギーシフトの現状…吉田明子
〇いよいよ国会へ!「原発ゼロ基本法案」を盛り上げよう(国会議員からの発言を調整中です)
<休憩 60分>…コーヒー・軽食タイム/ブース展示など
《夜の部》核なき世界へ向けて 18:00-21:00
〇<特別報告>核廃絶へ向けて動き出す世界…川崎哲さん(ピースボート)
〇脱原発を勝ち取った人々の力 台湾と韓国からの報告(逐次通訳)
〇台湾からの報告…洪申翰さん(台湾緑色公民行動連盟)
〇韓国からの報告…ヤンイ・ウォニョンさん(韓国環境運動連合)
〇パネルディスカッション
●詳細・お申し込みはこちら↓
http://www.foejapan.org/energy/evt/180309.html
【登録日】2018.02.06