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イベント情報長期脱炭素電源オークション制度設計と取り巻く論点

長期脱炭素電源オークション制度設計と取り巻く論点

【カテゴリ】 エコビジネス その他(エコビジネス)

【開催日】2022.10.17

【開催地】東京都


■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【講師】
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
木山 二郎(きやま じろう) 氏

森・濱田松本法律事務所 弁護士
塩見 典大(しおみ のりひろ) 氏

【重点講義内容】
2022年3月、2012年から運用が開始された電力需給ひっ迫警報が初めて発令され、同年6月には、制度創設後初の電力需給ひっ迫注意報が発令されました。過去に類を見ない供給力の不足の中、2050年カーボンニュートラル実現と安定供給の両立に資する新規の電源投資を促進するための新たな制度(長期脱炭素電源オークション)の概要が示されました。
そのため、今後の電源投資を考えるにあたっては、新制度の理解が不可欠ですし、また新制度においても検討すべき論点は少なくありません。
そこで、本講演では、政府の審議会の委員を務めるなど、電気事業に精通した弁護士が、既存制度に加え、新たな制度のポイントを概括するとともに、今後の展望についてもお話しします。

1.電力の投資予見性確保のための仕組みと方策
 (1)電源投資における予見可能性の重要性
 (2)電力システム改革による変化
 (3)容量市場の導入及びその容量市場の概要

2.長期脱炭素電源オークションの創設
 (1)長期脱炭素電源オークションの目的・背景
 (2)長期脱炭素電源オークションの概要
 (3)長期脱炭素電源オークションを巡る各種論点

3.脱炭素電源を取り巻く諸課題
 (1)水素・アンモニア混焼の規制と動向
 (2)脱炭素電源と非化石証書

4.安定供給確保に向けた今後市場の再編

5.質疑応答/名刺交換

【講師プロフィール】
木山 二郎(きやま じろう) 氏
2010年、森・濱田松本法律事務所に入所。2021年パートナー就任。2014年から電力広域的運営推進機関(OCCTO)に出向し、同機関の設立に関与する。現在は出向経験を通じて培った知見を活かし、多数のエネルギー関連企業に対してアドバイスするほか、他の専門分野である危機管理・コンプライアンス、紛争処理、事業再生等とエネルギー分野が交錯する領域に特に専門的知見を有する。近著として、「生まれ変わる非化石価値取引市場 『非化石価値』を取引する新市場 需要家・小売事業者に与える影響」(エネルギーフォーラム)、「電力事業の市場環境と事業再生のポイント」(研究開発リーダー)、「電気事業とコンプライアンス」(電気新聞)など多数。

塩見 典大(しおみ のりひろ) 氏
2017年、森・濱田松本法律事務所に入所。
入所当初より電力・ガス事業分野に関する契約書作成、電力・ガス小売ビジネスに関する各種相談、社内研修等に積極的に関与している。2019年から電力・ガス取引監視等委員会ネットワーク事業監視課・総務課に出向し、行為規制をはじめとする電力・ガスに関する制度設計の他各種対応に関与する。事務所へ復帰後は、多数のエネルギー関連企業においてセミナーの開催、アドバイスの実施を行うとともに、エネルギー分野の知見の集約・発信を積極的に行っている。

【登録日】2022.09.06

登録者情報

【登録日】 2022.09.06

【登録者】新社会システム総合研究所

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