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イベント情報新規ケミカルリサイクル技術開発の最新動向と課題・将来展望 〜廃プラスチック油化・水素エネルギー再生活用・プラtoプラの可能性〜

新規ケミカルリサイクル技術開発の最新動向と課題・将来展望 〜廃プラスチック油化・水素エネルギー再生活用・プラtoプラの可能性〜

【カテゴリ】 ごみ・リサイクル リサイクル

【開催日】2021.12.23

【開催地】東京都


第1講 廃プラスチック油化によるケミカルリサイクル
【11:00-12:15】

講師:環境エネルギー(株) 代表取締役社長 野田 修嗣 氏

【講演のポイント】
 10年以上、研究開発を続けてきた触媒を使用した廃プラスチックの油化技術をコア技術にして、どのように事業化を目指していくのかを解説する。

【講演キーワード】
廃プラスチック油化

【習得できる知識】
廃プラスチック油化の現状と将来の展望

【講演主旨】
廃プラスチックのケミカルリサイクルに関する日本の技術と将来の展望について講演する。

【講演プログラム】
1.廃プラスチック油化に関する基礎技術
2.触媒を使用したHiCOP技術による生成油の品質
3.ラボ機とパイロット装置の運転状況
4.大型油化装置による事業化
5.ケミカルリサイクルループの構築と認証制度
【質疑応答】
________________________________________________________________________________
第2講 新規なプラスチックリサイクル技術開発と課題・将来展望/ケミカルリサイクル技術開発の概要
【13:00-14:15】

講師: 早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 応用化学専攻 教授 工学博士 松方 正彦 氏

【受賞】
1995年3月 平成7年度化学工学会奨励賞 
1996年5月 平成7年度石油学会奨励賞 
1998年12月 平成10年度触媒学会奨励賞
2001年2月  平成12年度日本エネルギー学会進歩賞
2014年1月  ナノテク大賞プロジェクト賞(グリーンナノテクノロジー部門) 

【経歴】
1989年3月 早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程応用化学専攻修了/工学博士
1989年4月 成蹊大学工学部工業化学科助手
1992年1月 大阪大学助手(基礎工学部化学工学科)
1996年4月 大阪大学助教授(基礎工学研究科化学系専攻:改組による)
1997年4月 早稲田大学理工学部応用化学科助教授
2001年4月  同 教授/現在に至る

【主な役職】
International Zeolite Association (IZA), Council Member (2016.6-2022)
(公社)化学工学会副会長(2021.5〜)
(−社)日本ゼオライト学会会長(2016.4−2018.6)
新化学技術推進協会(JACI)/GSCN(グリーンサステイナブルケミストリーネットワーク)運営委員会委員長(2011.5〜)
(公社)石油学会副会長(2020.6-)
(公社)日本工学会フェロー(2020.6-)
その他、学協会理事、経済産業省はじめ様々な委員会の委員兼務多数

【講演のポイント】
 NEDOの革新的廃プラスチック資源化技術開発のプロジェクトリーダーとして、またケミカルリサイクルのテーマリーダーとして、プロジェクトの全体像とケミカルリサイクル技術内容のいずれについても解説可能。

【講演キーワード】
資源循環、サーキュラーエコノミー、廃プラスチック処理、リサイクル、ケミカルリサイクル、ごみゼロ

【習得できる知識】
2035年断面におけるプラスチック資源の循環に関する技術的展望を把握できる。
石油精製プロセスを生かしたケミカルリサイクルに関して、その意義と必要な要素技術を把握できる。

【講演主旨】
 演者らは廃プラスチックの埋め立て・単純焼却処理ゼロを目指した統合的技術開発をNEDO事業として開始した。本PJの目指すところは、現在年間900万トン排出されているプラスチックの処理について、2035年までに輸出はもちろんのこと、単純焼却および埋め立て処分をゼロとする技術開発と社会実装のためのロードマップつくりである。本講座ではプロジェクト全体の概要と、演者が担当している新規ケミカルリサイクル(新CR)技術開発について紹介したい。

【講演プログラム】
1.NEDO事業の概要
 1-1 事業の背景
 1-2 研究開発事業と体制
 1-3 技術開発の概要
   1-3-1 高度選別
   1-3-2 新マテリアルリサイクル
   1-3-3 新ケミカルリサイクル
   1-3-4 新エネルギーリカバリー
   1-3-5 LCA
2.新ケミカルリサイクル技術の概要
 2-1 新ケミカルリサイクルの開発要素
 2-2 開発体制
 2-2 開発プロセスに必要な要素技術
3.プラスチックの熱・触媒分解挙動
 3-1 プラスチックの熱分解挙動
 3-2 プラスチックの分解に対する触媒の効果
 3-3 プラスチック分解経路解明に必要な亜要素技術
4.まとめ
【質疑応答】
________________________________________________________________________________
第3講 廃棄プラスチックからの水素エネルギー再生とその実用展開
【14:30-15:45】

講師: 昭和電工(株)川崎事業所 企画統括部 兼 プラスチックケミカルリサイクル推進室長 栗山 常吉 氏

【講演のポイント】
世界で唯一廃棄プラスチックからの長期アンモニア生産。経済的に成立したケミカルリサイクルプラント。

【講演キーワード】
低炭素水素、プラスチックガス化、ケミカルリサイクル、プラスチックアンモニア原料化、エコアン

【習得できる知識】
プラスチックケミカルリサイクル大規模商業運転に必要な事。低炭素クリーン水素の利活用方法。

【講演主旨】
 使用済みプラスチックをガス化して水素を取り出すケミカルリサイクルシステム。水素は主としてアンモニア原料とするが、実証事業では低炭素水素としてクリーンエネルギーとしてFCV、FCで利用している。ガス化の過程で副産するCO2も製品としている。
 その他、低炭素クリーン水素の利用方法を紹介。

【講演プログラム】
1.会社紹介、事業所紹介
2.プラチックリサイクルプラント紹介
 2-1 前処理設備
 2-2 ガス化設備
3.低炭素水素をもちいた実証事業など取組み紹介
 3-1 環境省実証事業
 3-2 外食産業との取組み
 3-3 鉄道会社との取組み
 3-4 その他の取組み
【質疑応答】

【登録日】2021.11.26

登録者情報

【登録日】 2021.11.26

【登録者】株式会社AndTech

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