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イベント情報排水規制・日本版WETにおける排水処理技術の最新動向と環境適応性・性能評価、市場展開例、産業分野への影響

排水規制・日本版WETにおける排水処理技術の最新動向と環境適応性・性能評価、市場展開例、産業分野への影響

【カテゴリ】 水・土壌環境 水質汚濁

【開催日】2020.01.27

【開催地】東京都


【募集期間】| 2019.11.01〜2020.01.26
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 ■日 時:2020年1月27日(月) 10:30-16:50

 ■会場名:東京都心または川崎の会場を予定(12月に入って告知)

 ■受講料(税込):【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用、昼食を含む)
       2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
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第1部 排水管理技術の基礎と排水規制・日本版WETの最新動向、将来予測(仮題)
【10:30-11:50】

講師:国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター 生態毒性研究室 主任研究員 渡部 春奈氏

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第2部 排水規制に対応した排水処理技術及び水回収技術、水処理プロセス最適化のポイント
【12:30-13:50】

講師:オルガノ(株)技術開発本部 開発センター ソリューショングループ 長谷部 吉昭 氏

【キーワード】
1.排水の低コスト処理
2.水回収技術
3.排水からの有価物回収

【講演主旨】
工場排水は多種多様なものが存在し、排水基準を守りつつ低コストでの処理を達成するためには、排水の性状や含有物質に対応した技術の適用が求められる。本講では代表的な排水に対する処理の基本について解説するとともに、それを応用した最新の排水処理技術を紹介する。また、近年要求が高まっている取水量や排水量の制限に対する対応として、膜を中心とした水の回収・再利用技術について解説するとともに、排水中有価物の回収技術に関しても紹介する。

【プログラム】

1.工場における水処理 

2.生物処理 
2-1 好気性処理 
2-2 嫌気性処理 
2-3 窒素処理

3.懸濁物質の処理技術

4.水回収技術 
 4-1 水回収の基本
 4-2 コスト削減を目的とした技術動向

5.排水からの有価物の回収技術 
 5-1 フッ素の回収技術
 5-2 金属の回収技術

【質疑応答 名刺交換】

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第3部 植物配合型排水処理剤による汚泥減容化とコストダウン
【14:00-15:20】
講師:デクセリアルズ(株) E&Eソリューション事業部 営業戦略部4課1係 
   統括係長 武野 裕紀(ぶの ひろき)氏

【キーワード】
1. 水処理
2. 汚泥減容
3. コストダウン

【講演主旨】
植物由来の多糖類(ネバネバ成分)に着目し、植物と水溶性高分子を中心とした組成物として新規の排水処理剤を開発しました。植物に含まれる水溶性成分により排水中の有害物質(フッ素や金属由来の微粒子など)を捕集・分離することで、環境基準を満たす水にします。また、排水処理に併用される無機系凝集剤(鉄系やアルミ系)やpH調整剤の使用量を低減することも可能であり、汚泥の減容化に繋がります。環境負荷の低減を実現しつつ、薬剤費や汚泥処理費などコスト低減にも貢献する本処理剤を、実際の適用事例をご紹介しながらご提案致します。

【プログラム】
1.植物配合型排水処理剤とは?
 1-1 処理剤の開発背景 〜会社(デクセリアルズ梶j紹介とともにご紹介〜
 1-2 処理剤の機能、使用方法 及び 期待される効果
 1-3 処理剤のラインアップ 〜基本シリーズ3種 + 2種〜
 1-4 製造拠点と販売エリア 〜日本、中国、台湾、シンガポール、マレーシア、EU〜

2.処理剤の特性データ(従来使用されている高分子凝集剤との比較)
 2-1 フッ素含有排水における処理性能
 2-2 金属(ニッケル、亜鉛)含有排水における処理性能
 2-3 有機化合物含有排水における処理性能
 2-4 汚泥の脱水促進性能

3.適用事例
 3-1 事例@ めっき工場(ニッケル含有排水)
    〜処理後の水質、薬剤低減・汚泥減容効果、コスト削減効果〜
 3-2 事例A 半導体工場 / ウエハ工程(フッ酸含有排水)
    〜処理後の水質、薬剤低減・汚泥減容効果、コスト削減効果〜
 3-3 事例B 半導体工場 / パッケージ工程(シリコンなど含む研磨排水)
    〜処理後の水質、薬剤低減・汚泥減容効果、コスト削減効果〜

4.今後の展望
 4-1 今後注力していく業界やエリア 〜食品など有機系排水、中国や東南アジア〜
 4-2 新製品開発 〜@脱水性特化シリーズ A総天然シリーズ〜

【質疑応答 名刺交換】

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第4部 産業排水処理におけるMBR(膜分離活性汚泥法)の適用事例
【15:30-16:50】

講師:三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(株) 技術統括室
   技術管理グループ マネージャー 小林 真澄 氏

【キーワード】
1. MBR 膜分離活性汚泥法
2. 再利用 Reclamation
3. ZLD Zero Liquid Discharge

【講演主旨】
1990年代に実設備への導入が開始されたMBR(Membrane Bioreactor; 膜分離活性汚泥法)による排水処理は、産業の発展に伴う排水量増水対応、環境保全の為の排水規制の強化等を背景に急速に普及が進んできた。近年、水資源確保の観点から排水の再利用の要望が高まり、排水再利用に欠かせない技術の1つとして、MBRは更に需要が高まっている。
本報告では、MBRの技術内容を解説した後、MBRの開発/普及の歴史、ZLD(Zero Liquid Discharge; 排水処理無排水化)も含めた再利用技術の概要について解説する。

【プログラム】
1.MBR普及の現状と将来

2.MBR技術の概要

3.MBR開発の歴史

4.MBR膜モジュールの紹介

5.省エネルギー型MBRの開発

6.MBR適用事例
 6-1 大型下水処理への適用
 6-2 産業排水への適用
 6-3 産業排水再利用への適用

7. 今後の開発の方向性

8. まとめ

【質疑応答 名刺交換】

【登録日】2019.11.25

登録者情報

【登録日】 2019.11.25

【登録者】AndTech

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