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気候変動枠組条約第26回条約国会議 環境用語

作成日 | 2022.05.10  更新日 | 2022.05.10

気候変動枠組条約第26回条約国会議

キコウヘンドウワクグミジョウヤクダイ26カイテイヤクコクカイギ   【英】The 26th Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Change  [略]COP26  [同義]COP26  国連気候変動枠組条約第26回締約国会議 

解説

正式な名称は、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議。京都議定書第16回締約国会議、パリ協定第3回締約国会合が同時に開催されており、2021年10月31日から11月13日にかけて英国グラスゴーで開催された。本会議はもともと2020年に予定されていたが、世界的な新型コロナ感染の拡がりのため1年延期されて開催された。

全体の合意文書では、最新の科学的知見に依拠しつつ、今世紀半ばでの温室効果ガス実質ゼロ及びその経過点である2030年に向けて野心的な緩和策、適応策を締約国に求める内容となっている。パリ協定第6条(市場メカニズム)については、京都議定書下のCDM/クレジットについては、一部をパリ協定に移管すること等が決定され、パリルールブックが完成した。各国の取組報告の透明性枠組みについては、全締約国に共通の項目、・表で排出量の報告等を行うこと、各国が策定する削減目標の将来目標の設定については、全締約国に対し、2025年に2035年目標、2030年に2040年目標を通報(以降、5年毎に同様)することが決定された。さらに、気候資金については、長期気候資金と2025年以降の新規合同数値目標に関しては意見の隔たりが大きく、2025年の気候資金に関する情報が公表される2027年まで議題を継続することとされた。(2022年3月作成)

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