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環境教育地域専門家会議 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

環境教育地域専門家会議

カンキョウキョウイクチイキセンモンカカイギ  

解説

1975年のベオグラード会議を受けて、1976-1977年にかけて世界の5地域で国連教育科学文化機関(UNESCO)と国連環境計画(UNEP)の共催により開かれた。

5地域は、アフリカ地域(コンゴ・ブラザビル、1976年9月)、アジア地域(タイ・バンコック、1976年11月)、中東地域(クウェート・クウェート、1976年11月)、中南米地域(コロンビア・ボゴタ、1976年11月)、ヨーロッパ・北アフリカ地域(フィンランド・ヘルシンキ、1977年1月)。ベオグラード会議の結論を地域の立場から検討し、地域としての環境教育推進のあり方を討議することとともに、政府間会議(旧ソ連・トビリシ、1977年10月)の準備をすることを目的とした。

アジア地域においては、18カ国から専門家が集まり、アジアの気候や環境に即し、かつ大部分の人々が農漁村に居住しているなどアジアの実状に応じたプログラムの開発や、環境教育に携わる人の訓練の緊急性などが指摘された。また、環境教育が単一の教科として取り上げるようなものではなく、また学校教育だけで取り組まれるものでもないなどの合意がみられた。

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