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プロジェクト・ラーニング・ツリー 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2019.07.05

プロジェクト・ラーニング・ツリー

プロジェクトラーニングツリー   【英】Project Learning Tree  [略]PLT  

解説

1973年、西部地域環境教育協議会(WREEC=現在の米国環境教育協議会(CEE))と米国森林研究所(後の米国森林財団)が開発した環境教育教材。

学習の対象は、幼稚園児から高校生まで(K-13)で、講習による指導者(エデュケーター等)の養成を通じて普及を図る。森林と人間との相互依存関係を理解し、森林資源の長期的利用のための知識、態度、技能を持った市民の育成が目的。

1976年から西部13州で使用されはじめ、その後全米に広まった。1990年代前半に米国森林財団とWREECを中心に改訂が行われ、5セクション96アクティビティが収められている。アクティビティは、幅広いテーマ設定がされ、森林ばかりでなく、関連する様々な環境問題も扱う。

2002年現在、30万人以上の教育者が育成され、その実践を受けた人は2,600万人に達する。日本でも、1992年に日本語版が翻訳され、各地で研修が行われている。

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