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建設廃棄物 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

建設廃棄物

ケンセツハイキブツ   【英】Construction Waste  

解説

建設工事に伴う副次的に得られる建設副産物から建設発生土やそのまま原材料として利用できる再生資源を除いたもの。

工作物の建設工事や解体工事に伴って発生する各種廃棄物の総称。2002年度は、8,300万トンで、産業廃棄物の20%強を占める。コンクリート塊、アスファルトコンクリート塊、建設発生木材、建設汚泥、建設混合廃棄物などが主たる内容である。

その他には、飛散性アスベスト廃棄物、廃PCB(旧式蛍光灯安定器)、引火性廃油などの特別管理産業廃棄物があり、現場事務所で発生する生ごみや廃食品容器包装、新聞雑誌などの雑芥やそれらの焼却残渣も含まれる。

建設廃棄物は、産業廃棄物のうち、最終処分量で約30%、不法投棄量で約60%を占める。2003年度には、岐阜市において約50万トンの建設廃棄物不法投棄が明るみに出たために、不法投棄の約92%を占めた。

建設リサイクル(2000)は、建設廃棄物(同法では「建設資材廃棄物」と定義している)のリサイクルを促進するために、一定規模以上の建設工事の発注・受注者に分別解体、再資源化等を義務づけている。

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