一般財団法人環境イノベーション情報機構
生活排水処理ｼｽﾃﾑについて
登録日： 2005年02月02日 最終回答日：2005年02月04日 水･土壌環境 水質汚濁
No.9333 2005-02-02 09:47:15 しますけ
はじめまして。しますけといいます。
有用植物を利用した生活排水の処理ｼｽﾃﾑについて、大学のほうで勉強をしているので知りたいのですが、有用植物と組み合わせたらより効果が高まると思われる［ろ剤］をなにか良いものがあれば教えてください。
総件数 5 件 page 1/1
No.9367 【A-1】
Re:生活排水処理ｼｽﾃﾑについて
2005-02-04 06:32:13 aqua-play （
>有用植物を利用した生活排水の処理ｼｽﾃﾑについて、大学のほうで勉強をしているので知りたいのですが、有用植物と組み合わせたらより効果が高まると思われる［ろ剤］をなにか良いものがあれば教えてください。
大学で勉強した濾材を使って実験したらうまくいかない
とのことでしょうか？？
ネットを検索すると多孔質鉱物(ゼオライト・珪藻土)な
どが一般的のようですが
No.9378 【A-2】
Re:生活排水処理ｼｽﾃﾑについて
2005-02-04 12:42:11 papa （
光合成を行う植物は無機栄養を吸収して有機物を合成する生物ですから、排水処理においては有機物の除去は不可能どころか汚濁物質である有機物の負荷を生成します。このことは閉鎖性水域における汚濁負荷の現状を見ればわかると思います。
栄養塩類である窒素やりんの除去については、生物処理で有機物の除去と栄養塩類の除去が同時に行われる水処理手法が既に全国的に一般化しています。
生態系保護手法として植物による栄養塩類の吸収を利用することはありますが、これはもともと存在した生態系を復元するというような考え方で、その地域に自生していた植物を復元する手法で進められています。
地球上の生物は何億年もの期間を経て自然淘汰により現在の姿があるのですから、すべての生物はそれぞれに貴重な遺伝子資源です。植物の有用と無用は高々栽培植物として商品化されるか否か程度の差しかありません。
したがって「＜有用＞植物による排水処理」という考え方自体に考え違いがあると思います。そういう研究テーマを与えられているとしたらその先生は現在の生活排水処理技術の水準をほとんどご存知ないのだと思います。
No.9379 【A-3】
Re:生活排水処理ｼｽﾃﾑについて
2005-02-04 14:05:56 クマムシ （
大阪大学工学部環境工学科藤田研究室
水質浄化に利用可能な植物データベース
http://5host02.env.eng.osaka-u.ac.jp/www/morimoto/page/index_j.htm
No.9382 【A-4】
Re:生活排水処理ｼｽﾃﾑについて
2005-02-04 17:46:06 aqua-play （
興味があるところです
キーワードは忘れましたが
http://www.google.co.jp/
で検索すると下記がトップで出てきたのですが
http://www.town.futatsui.akita.jp/21souzou/BGF/
その様なこともしているのだな〜と思ったのですが
これはやっぱり問題ありですかね？
回答に対するお礼･補足
質問への解答ありがとうございます。僕はまだ大学2年で3年生から色々ある講座の中からひとつ選ばなければならないのです。そこのひとつの講座がBGF水路（まさにURLのそれですね）を研究していて、教授に話しを聞きに言ったら掲示板に書いたような質問をされたわけです。
またなにか機会があったらお話しましょう。
No.9388 【A-5】
Re:生活排水処理ｼｽﾃﾑについて
2005-02-04 20:51:08 黒い水 （
ホームセンター等で種々の園芸用資材が販売されています。
>http://www.town.futatsui.akita.jp/21souzou/BGF/
植物に処理水＝水と肥料（窒素、リン、カリウム）を与えれば育つのは当たり前では？
>これはやっぱり問題ありですかね？
いいんじゃないですか、楽しそうで。
処理水を処理しなければならないのはどうかと思いますが。
総件数 5 件 page 1/1