汚泥を流動化処理土として再利用した事例及びその活用方法について
登録日: 2002年06月20日 最終回答日:2002年06月26日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物
No.855 2002-06-20 00:59:18 Y
泥土圧シールド工事等で発生する掘削土は,泥状を呈しているということで,一般的に汚泥になります。そこで,この汚泥の再利用について,流動化処理土として使用しなくなったトンネルに充填する際に以下の通り疑問点が生じました。
つきましては,ご存じの方はお教え願えないでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが,よろしくお願いします。
○疑問点
@汚泥を流動化処理土としてトンネルに充填する等,再利用した事例はあるのでしょうか。
A再利用した場合,その活用方法はどのようなものでしょうか。自ら利用,又は,再生利用指定制度の個別指定制度でしょうか。
B自ら利用ということで,再利用を図った場合,第三者からみても有価物であるという証明はどのようにされたのでしょうか。
以上の3点です。汚泥を再利用する場合,第三者からみても有価物であるという証明が難しいため,自ら利用の方法を使うことが出来ない。また,個別指定制度を活用しようにも,各自治体によっては,汚泥を固化して盛土としての使用は認めるが,流動化処理土としての使用が認められないため,活用できないことがあると聞きます。
なかなか廃棄物を再利用することは難しいようですが,リサイクル法が本格的に施行され,リサイクルの意識が高まってきている現在,なんとか汚泥を流動化処理して再利用する方法があるかと思います。
このことから,疑問の回答以外にも何か情報等をお持ちでしたら,是非提供のほどよろしくお願いします。
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No.875 【A-1】
Re:汚泥を流動化処理土として再利用した事例及びその活用方法について
2002-06-26 18:21:55 ちしゃ (
この回答で紹介した「日本リ・ソイル協会」
(仙台市青葉区柏木1丁目2-45フォレスト仙台ビル8F TEL:022-301-3231 問い合わせフォーム
http://www.jrsa.or.jp/html/contactus.html )
の事例紹介ページ http://www.jrsa.or.jp/html/syori.html で、地下駐車場工事から発生した汚泥を造粒固化して道の駅建設予定地で埋め戻し材として再利用 するなどの事例が掲載されています。
日本リ・ソイル協会ではE-mailマガジンの発行や建設汚泥・不良残土の再資源化に関するメーリングリストの運営なども行っているようですので問い合わせてみてはいかがでしょうか。
また、営団地下鉄(東京都台東区東上野三丁目19番6号では
地下鉄工事から発生した掘削発生土、シールド工事発生土、シールド工事余剰泥水に水とセメント等の固化材を混練し流動化したものを開削駅部の埋戻し材料に使用しているそうです。
http://www.tokyometro.go.jp/anzen/kankyo/hozen/hassei.html
回答に対するお礼・補足
回答及び貴重な情報提供,どうもありがとうございます。早速確認してみます。
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