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環境Q&A

二酸化ケイ素のCASNo.について 

登録日: 2011年03月23日 最終回答日:2011年03月27日 エコビジネス 環境報告書

No.36763 2011-03-23 11:02:28 ZWldd51 こに

二酸化ケイ素にはいくつものCASNo.があるようなのですが,どのように異なるのでしょうか?
CASNo.が異なっても全て同じなのでしょうか?

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No.36764 【A-1】

Re:二酸化ケイ素のCASNo.について

2011-03-23 12:54:21 アスベスト分析屋 (ZWla85f

 ここのホームページの環境用語集で「CAS番号」を調べて下さい。すると関連サイトを表示していますので、そこで調べて下さい。そうすれば質問の答えがあるでしょう。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございました。
SiO2という分子式は同じでも,日本名が異なることで,多くのCAS No.が付けられているのでしょうか?

No.36767 【A-2】

Re:二酸化ケイ素のCASNo.について

2011-03-23 18:26:45 アスベスト分析屋 (ZWla85f

 逆に質問します。CASに登録している化学物質が同じ名前でも多数あるということは何を意味していると考えますか?
 それが分かればこの問題は解決すると思いますが。

No.36796 【A-3】

Re:二酸化ケイ素のCASNo.について

2011-03-27 14:16:03 津久葉山禄 (ZWldb10

「こに」さんへ。

「アスベスト分析屋」さんの回答を補足する形で回答します。

なお、当社でも相手の質問、回答、言葉尻を捉えて、揚げ足取りをする方がおります。私は、機会を捉えて強い口調でその非を教えるのですが、このような風潮が会社の文化になってしまった場合は、その非を理解できないようであり、なかなか直らないようです。

自らの力不足を後輩に悟らせない、後輩を育成しない、自分の優位を失わない、等々の利点があるようで個人の利益は守られるでしょうが、公開のEICネットでのこのような回答の仕方は、何の利益ももたらさず、社会一般全体の利益を損なうのではないかと危惧しております。もっと、違った形での指導を考えるべきではないでしょうか?

ウィキペディアで、「CAS No.」を調べてると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/CAS%E7%99%BB%E9%8C%B2%E7%95%AA%E5%8F%B7、その特徴として、「重複割り当てがない」、「1つの物質に対して1つだけ割り当てられる - 複数の別称を持つ物質の情報もこの番号を使用して容易に探し出せる」、「構造や物性などとは関連付けることなく割り当てられ、番号に化学的な意味は持たせていない」、「異性体は異なる物質なので、CAS登録番号の割り当ても異なる。」などが上げられております。

続いて、「二酸化ケイ素」をウィキペディアで調べると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%85%B8%E5%8C%96%E3%82%B1%E3%82%A4%E7%B4%A0、「圧力、温度の条件により、多様な結晶相(結晶多形)が存在する。」、「二酸化ケイ素(シリカ)は石英、珪砂、珪石などの形で産出する。」とあります。

一方、「化学物質DBリンク」の「Y.SIDS 初期評価プロファイル」、「合成非結晶質シリカ」には、「二酸化ケイ素(CAS No. 7631-86-9)は、全ての形態のシリカ( 例:結晶質シリカや天然シリカなど)を含む総称的なCAS No.である」とあり、
http://www.jetoc.or.jp/safe/doc/J1344-95-2.pdf

非結晶質ヒュームド アモルファスシリカ(Silica, amorphous, fumed, crystalline-free) のCas. No.は112945-52-5、非結晶質のシリカゲルと沈降シリカ(Silica gel and precipitated silica, crystalline-free) のCas. No.は112926-00-8です。

以上ですが、不明な点があれば、追加の質問をお願いいたします。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございました。
二酸化ケイ素としての基本的なCAS No.は7631-86-9で,
多数存在する結晶相が異なる二酸化ケイ素のCAS No.が色々ある
ということだと理解しました。

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