一般財団法人環境イノベーション情報機構
下水処理場について
登録日: 2007年05月30日 最終回答日:2007年10月12日 水・土壌環境 水質汚濁
No.22747 2007-05-30 11:42:56 つっちー
下水処理場では、季節の変わり目に処理が難しくなり、対応が求められることが多いと言われるがその原因を教えてください。
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No.22748 【A-1】
Re:下水処理場について
2007-05-30 12:51:32 papa (
どうして原因になるかは、このQAで説明するにはちょっと分量が多すぎますが、現在では処理が難しくなるというような処理担当者の技術レベルではありません。
水温や水質の変化を織り込んで運転計画を作成するのが普通ですので季節の変わり目対応よりも、機器故障時の予備機対応などで困難に遭遇することが多いと思います。
回答に対するお礼・補足
有難うございました。また分からないことがあったら宜しくおねがいします
No.22751 【A-2】
Re:下水処理場について
2007-05-30 18:50:30 イニシャル泥 (
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=21483
No.22905 【A-3】
Re:下水処理場について
2007-06-10 20:19:59 たろーめん (
生物反応は生物がある数まとまらないと人間の感覚で認識できる反応として成立しません。その数を達成する作業がいわゆる増殖です。寒くなると増殖が遅くなり、暖かくなると盛んになります。
ちなみに、一年通して安定した運転を行うのであれば、設備的な条件が整っているという前提ですが、反応タンク内の活性汚泥量をかえる必要があります。
巷では活性汚泥濃度は1,000mg/l〜2,000mg/lを標準として管理するといわれておりますが、あれは設計の話で、最終沈殿池での越流のおそれがなければこれにとらわれる必要はまったくありません。なぜなら、われわれの求めるのはターゲットの水質であり、標準値の遵守ではないからです。もし標準法で活性汚泥濃度3,000mg/lの時に良い水質が得られるのであればその状態がその処理場(というか、その水温、その流入水質)に必要な活性汚泥濃度になります。その処理場の生物がその濃度を要求しているからです。ただし、最終沈殿池からの越流を防げればです。
根拠となる数式等は設計指針等に掲げられているasrtの式になります。硝化促進であれば算出される数値よりも大きく、硝化抑制であればその数値よりも小さく設定し、その数値を目安に運転すれば硝化はとまります。あくまでも目安ですのでその数値通りに反応が始まるとは限りません。その際には活性汚泥濃度を調節して下さい。それがその処理場のクセになります。
No.25347 【A-4】
Re:下水処理場について
2007-10-12 22:18:43 もとレスにひとり (
(この書き込みの時点では何も書いてありませんでしたから)
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