針葉樹と広葉樹について
登録日: 2007年04月07日 最終回答日:2007年04月12日 地球環境 地球温暖化
No.22034 2007-04-07 06:46:58 緑太郎
はじめまして。
先日友達と環境について話をしていたときに
針葉樹と広葉樹はどちらのほうがより多く二酸化炭素を
吸収するのかという疑問が生まれました。
やはり葉の表面で光合成を行うのだから
葉の面積が広い広葉樹のほうが吸収率は
よさそうなものですが実際はどうなのでしょうか?
今まで日本は木材の利用という観点から
針葉樹の杉が大量に植林されてきましたが、
温暖化のこととかを考えると
二酸化炭素の吸収率がよさそうな広葉樹のほうが
いいような気がするのですが、
この辺りに詳しい方、教えていただければと思います。
よろしくお願いします。
総件数 4 件 page 1/1
No.22040 【A-1】
Re:針葉樹と広葉樹について
2007-04-07 21:45:41 森野力 (
>やはり葉の表面で光合成を行うのだから
>葉の面積が広い広葉樹のほうが吸収率は
>よさそうなものですが実際はどうなのでしょうか?
普通、土地面積あたりの葉面積はトウヒ、スギなどの針葉樹類が圧倒的に大きい(広い)です。
「葉面積」で検索してください。
回答に対するお礼・補足
単純に針葉樹と広葉樹というわけではないのですね。葉面積というのは初めて聞きました。
お返事有難うございました。
No.22045 【A-2】
Re:針葉樹と広葉樹について
2007-04-08 23:29:09 コバヤシ (
木は肥大生長する中で炭素を固定するのですから、成長量が大きい樹種が固定量も大きいはずです。
陽樹や南方系の樹種が該当するはず。
海外でしたら、ユーカリなんてそうですよね。
国内なら…なんでしょう?
コナラの萌芽林なんかは成長量あるのでしょうか。
じゃなかったら、タケ?(草本ですが)
なんにせよ、樹種選定にはその木の利用法も考えておきたいですね。
炭素をたくさん固定するけど、パルプにも木材にも使えないようじゃ話になりません。
じゃあユーカリを日本で植えよう!
・・・というのはもう過去に行われているとか。
回答に対するお礼・補足
お返事有難うございます。
ユーカリが植林に選ばれるのはそういう理由だったのですね。
ネットで見たら確かに立派な木でした。
葉よりも木を見たほうがどれだけ炭素を蓄えているのかがわかるということですね。
しかも木の利用方法も考えないといけないというのも
まさにそのとおりですね。
No.22046 【A-3】
Re:針葉樹と広葉樹について
2007-04-09 09:13:11 環くん (
広葉樹・針葉樹と言っても、
樹種によって吸収量が異なるのは当然のことですが、
さらに、吸収量を1本の「木」で計るのか、
一定面積の「樹林」で計るのか、でも違います。
(樹種によって単位面積当たりのバイオマスが違います)
吸収量を一日単位で計るのか、一年単位で計るのか、
百年単位で計るのか、でも違います。
(樹種によって成長速度や寿命が違います)
もちろん気候などの環境条件も考慮が必要です。
(寒帯では成長は遅いですが何十年も落葉が分解されず残り、
熱帯林では成長は早いですが落葉などはあっという間に分解されます)
これらの諸条件が同じ状態ではじめて、
「広葉樹のAという種と、針葉樹のBという種は、
どちらが二酸化炭素を多く吸収するか」
という比較ができるのではないでしょうか?
回答に対するお礼・補足
お返事有難うございます。
針葉樹か広葉樹という単純な区分けだけで考える事自体が間違っていたのですね。
確かに同一条件で比較することはあまり現実的でないのかもしれませんね。
どの木が一番いいのかを知ることは難しいのですね。
No.22105 【A-4】
Re:孫引きで御免なさい(資料)
2007-04-12 09:45:31 レス (
Careful Where You Plant That Tree
http://sciencenow.sciencemag.org/cgi/content/full/2007/410/2?etoc
総件数 4 件 page 1/1