一般財団法人環境イノベーション情報機構
アルカリ溶融時のるつぼについて
登録日: 2006年08月24日 最終回答日:2006年08月25日 水・土壌環境 水質汚濁
No.18061 2006-08-24 01:53:22 こばとん
分析初心者にて、初歩的な質問ですみません。
底質のアルカリ溶融時に、白金るつぼやニッケルるつぼなど分析項目、溶融剤の種類ででるつぼを変えていますが、これはどうしてでしょうか?
分析項目または溶融剤によって、使ってはいけないものとかあるのでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。
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No.18069 【A-1】
Re:アルカリ溶融時のるつぼについて
2006-08-24 20:05:22 筑波山麓 (
>底質のアルカリ溶融時に、白金るつぼやニッケルるつぼなど分析項目、溶融剤の種類ででるつぼを変えていますが、これはどうしてでしょうか?
>分析項目または溶融剤によって、使ってはいけないものとかあるのでしょうか?
>教えてください。よろしくお願いします。
そのとおりです。分析項目、溶融剤の種類でルツボを変える必要が有ります。理由は、ルツボが溶ける、変質する。収率に影響を与えるなどがあります。
以前、白金ルツボは、非常に高価なので、測定項目によっては使用するのにためらわれることがありましたので、ニッケルルツボの使用を検討したことがありました。測定後、ニッケルルツボが反応部分のみクッキリと溶けて、肉が薄くなったり、孔が開いたりしました。
その後、ジルコニウム製のルツボが市販されるようになり、しかも、ジルコニウムは下記のサイトにあるように非常に安定した物質で、測定対象元素と反応しない可能性が高く、しかも白金ルツボに比較して安価だったので、検討した結果、分析項目、溶融剤の種類によっては、収率その他が良好であったので、よく利用するようになりました(すみませんが、このデータに関してはお教えできませんので、前もってお断りしておきます)。
http://www.kita-ind.com/zr.htm
項目ごとに、添加回収試験、操作ブランク試験、認証標準物質による検討等を行って、良好であれば、使用を考えてみることも一法です。
回答に対するお礼・補足
早速ご回答いただいたのに、出張にてお礼が遅くなってすみません。るつぼが溶けたり、収率にも影響があるのですね。今後、いろいろと検討してみたいと思います。どうもありがとうございました。
No.18081 【A-2】
Re:アルカリ溶融時のるつぼについて
2006-08-25 12:20:36 レスないので (
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=13789
回答に対するお礼・補足
ありがとうございます。検索してみたのですが、検索法が悪かったのか、みつかりませんでした。参考にさせていただきます。ありがとうございました。
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