一般財団法人環境イノベーション情報機構
用語の意味
登録日: 2003年02月01日 最終回答日:2003年02月07日 環境学習 こどもの環境学習
No.1680 2003-02-01 22:37:45 ガクト
@京都議定書
A世界遺産条約
Bヒートアイランド現象
Cコージェネレーションシステム
DThink Globally,ActLocally
以上の用語の意味を教えて下さい。
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No.1750 【A-1】
Re:用語の意味
2003-02-07 09:23:32 やま (
世界遺産、コージェネレーション、ヒートアイランドは左欄の「環境用語」で、全カテゴリー、五十音順で調べると出てきます。京都議定書は本欄右上で、全カテゴリー検索するとたくさん出てきますので、そのいくつかを見ると輪郭が分かると思います。
その他、インターネットの検索サイト(Yahoo とか Excite とか) で用語(またはその一部)を入れると関連サイトがたくさん出てきます。
(5)の標語の様なものは寡聞にして、出典、背景など知りません。ただ、文言どうり訳せば、地球的規模で環境影響を考え、身近のやれるところから環境対策をやっていこう、というような意味と思いますので、背景や、前後の文章から判断していただくと良いと思います。
No.1753 【A-2】
Re:用語の意味
2003-02-07 14:29:42 君山銀針 (
やまさんの書かれたようにEICネットの「環境用語」は基本用語が351件の載っていますので
まずはこちらでお調べいただいたほうがいいでしょう。
他には環境白書 http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/index.html なども環境問題の基本的なことを調べたいときの基礎文献です。だいたいのことは把握できます。
知っている限りでは、京都議定書については全国地球温暖化防止活動推進センターの条約についてのページ http://www.jccca.org/more/benri/jyoyaku.html が便利ですし、
世界遺産条約については首相官邸にわかりやすい説明があります。
http://www.kantei.go.jp/jp/kidsold/hanashi/m9811.html
”Think globally,Act locally ”については私も調べたことがあり、日本では1992年の地球サミット前後に地球環境問題を考えるためのキャッチフレーズとしてよく使われるようになりましたが、もともとはバーバラ・ウォードと細菌学者デュボスが言ったのが最初といわれています。
http://www.coara.or.jp/~kiyotaka/qa.html#35 にもアメリカの「環境百科事典」による1972年の人間環境会議のときアドバイザーを務めたデュボスがいったという説明がありますが、1972年の国連人間環境会議に向けて書かれたウォードとデュボスによる”ONLY ONE EARTH” (邦訳かけがえのない地球)にこの言葉があるようです。
”ONLY ONE EARTH”要約 http://www.nti.co.jp/~kobakan/contents/onlyoneearth.html
(「宇宙船地球号」と言う言葉もこの本によって有名になりました。)
ただ、60・70年代以降のアメリカの市民運動でも相当盛んに使われていたため、本当は誰なのか特定するのは相当難しいという話も聞いたことがあります。
個人的には、
「酸性雨のように被害が国境を越えてしまう環境問題、温暖化のように原因が先進国にあるのに、影響が途上国で激しくなってしまう問題をはじめ、地球全体の仕組みのなかでさまざまな問題の原因、影響、対策を考えなければ・・・というのが”Think globally”」
「グローバルな視点で考えると言ってもおおげさな理論や議論に耽るのではなく、解決にあたっては常に自らの生活の場、足下のことをどうするか具体的に把握しながら、実際に行動しなければというのが”Act locally”」
の意味だと私は思っています
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