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環境ニュース[国内]

領海内でのノルウェー鯨調査を禁止

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.07.12 【情報源】/2001.06.29 発表

 イギリスはノルウェーの捕鯨調査団に対し、領海内での活動を拒否する意向を示している。また間もなく開催予定の国際捕鯨委員会会合に先立ち、オスロにあるイギリス大使館所属の上席外交官は、ノルウェー外務省とハイレベルな意見交換を行い、イギリスは捕鯨問題に対するノルウェー見解に対し、反対の立場であることを明確にした。
 ノルウェーは2000年4月にミンク鯨を「絶滅の恐れのある野生動物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」のリストから削除しようと試みたが、失敗に終わっている。ノルウェーとしては日本への鯨輸出再開とミンク鯨の自己割り当て数の増加がねらいであった。ノルウェーと日本は、多くの国が捕鯨禁止に賛同している国際捕鯨委員会において、対立する姿勢を崩していない。
 エリオット・モーリー漁業大臣は、国際法を無視したノルウェーの態度に対し遺憾であると述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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