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環境ニュース[国内]

EPA エネルギー効率化、クリーンエネルギーに関する事業で州と協力

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2005.03.07 【情報源】/2005.02.16 発表

 EPAと米国公益事業規制協会(NARUC)は2月16日、「EPA・州 エネルギー効率・再生エネルギー(EERE)プロジェクト」を、EPAと6つの州の公益事業規制局との間で創設することを公表した。このプロジェクトは、各州の公益事業規制局が、EPAと協力して、費用効果的なエネルギー、再生可能エネルギーおよびクリーンな分散型発電を通じ、消費者の電気・ガス費用を削減するようなアプローチを探るものである。今回、アーカンソー、コネチカット、コロンビア特別区、ハワイ、ミネソタ、ニューメキシコの6州が参加している。
 また、2月18日には、EPAは、10の州と、「クリーンエネルギー・環境 州パートナーシップ・プログラム」を創設する。このプログラムは、各州が大気質の改善、エネルギー使用の抑制、温室効果ガス排出の削減、経済の拡大に関する行動計画を策定・実施するにあたって、EPAが支援することをねらいとする、自主的なプログラムである。今回、カリフォルニア、コネチカット、ジョージア、ミネソタ、ニュージャージー、ニューメキシコ、ニューヨーク、オハイオ、ペンシルベニア、テキサスの10州が参加する。
 2025年にはエネルギー需要が40%増大すると見込まれている。しかし、EPAは、50州全てにおいて、費用効果的でクリーンなエネルギー・環境政策が実施されれば、2025年までに電力需要の伸びは半減し、クリーンエネルギーによって満たされる需要も増大すると推計している。これは、2025年までに、年間で9000億キロワット時以上の電力、700億ドル(7兆3500億円)以上のエネルギー費用が節約されること、他方で300以上の発電所が不要となり、8000万台の自動車に相当する温室効果ガスの排出が抑制されることを意味している。【EPA】

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