一般財団法人環境イノベーション情報機構
美浜3号機事故 関電と三菱重工が再発防止策を保安院に報告
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.03.02 【情報源】原子力安全・保安院/2005.03.01 発表
平成16年8月9日に発生し、5名が死亡する大事故となった美浜発電所3号機2次系配管破損事故について、関西電力(株)は平成17年3月1日、事故調査報告書と「美浜発電所3号機事故再発防止対策〜より安全な原子力の事業運営を目指して〜」と題する再発防止対策に係る報告書を原子力安全・保安院に提出した。また、同日には美浜3号機を設計・製作・建設した三菱重工業(株)も再発防止対策に関する報告を保安院に提出。
保安院ではこれらの報告書の内容を事故調査委員会の審議を通じて審査し、同事故に関する最終報告の中に保安院としての見解を盛り込む方針。また審査の過程で必要な場合には、関電、三菱重工両社に対して追加報告を要請する場合もありうるとしている。【原子力安全・保安院】