一般財団法人環境イノベーション情報機構
バーゼル条約 第7回締約国会議開催される
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2004.11.12 【情報源】/2004.10.25 発表
10月25日から29日まで、スイスのジュネーブにおいて、バーゼル条約の第7回締約国会議が開催された。UNEPのテプファー事務局長は、人間の健康と環境の保護を十分に達成するには、より多くのリソースを活用し、産業界やその他のパートナーの参加を促していくことが必要だ と強調する。
10月28日及び29日には、閣僚や政府代表者によるハイレベル会議が開催され、地方や地域レベルでの廃棄物対策のための持続的な資金の確保、財源確保に関する「バーゼル条約パートナーシップ・プログラム」の策定、化学物質の管理のためのライフ・サイクル・アプローチなどについて検討した。この他、法的・技術的な問題、バーゼル条約と国際海事機関(IMO)のルールや目的の調整方法についても討議した。また、残留性有機汚染物質(POPs)を含む廃棄物の処理に関する技術的なガイドラインが採択された。【UNEP】