一般財団法人環境イノベーション情報機構
「いきいき下水道賞」、16年度は「下水戦隊スイセンジャー」など10事例表彰
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2004.09.07 【情報源】国土交通省/2004.09.06 発表
国土交通省は平成16年9月8日に実施する「いきいき下水道フェスティバル」の中で表彰を行う「いきいき下水道賞」の16年度受賞団体を9月6日に発表した。同省では毎年9月10日の「下水道の日」を中心とする約1週間、下水道に関連したイベントや広報活動を全国各地で実施しており、「いきいき下水道賞」の授与もその活動の一環として実施されているもの。
「いきいき下水道賞」の受賞対象は、(1)下水道の整備により水質改善や良好な水環境が回復した事例を表彰する「水環境回復創出部門」、(2)汚泥や下水熱の有効利用事例を表彰する「下水道有効利用部門」、(3)下水道普及率や水洗化率の向上に貢献した事例を表彰する「下水道普及啓発活動部門」の3部門。
16年度の受賞団体は「水環境回復創出部門」で3団体、「下水道有効利用部門」で2団体、「下水道普及啓発活動部門」で3団体が選ばれ、このほかに過去の受賞団体でその後の活動の充実が求められた2団体に特別賞が授与されることになった。
受賞した活動のうち「水環境回復創出部門」では岐阜県各務原浄化センターでの下水処理水を利用した水辺の生物生息空間「めだかクリーク」、「下水道普及啓発活動部門」には福島県矢吹町でのキャラクター「下水戦隊スイセンジャー」を活用した下水道事業のPR事例などが含まれている。【国土交通省】