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環境ニュース[国内]

第16回太平洋諸島フォーラム域外国対話がサモアで開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2004.08.31 【情報源】外務省/2004.08.19 発表

 2004年8月11日(日本時間)にサモアで、第16回太平洋諸島フォーラム(PIF)域外国対話が開催され、阿部外務副大臣が出席した。
 PIFはオーストラリアやニュージーランドを含む太平洋諸島地域の16か国・地域が加盟する地域協力機関。日本とPIF諸国の連携強化を目的に2003年に開催された「第3回太平洋・島サミット」では、太平洋島嶼地域の持続可能な開発をめざし、(1)安全保障強化、(2)環境問題、(3)教育と人材育成、(4)保健衛生、(5)貿易促進と経済成長−−の5分野を重点取組み分野とした首脳宣言「沖縄イニシアチブ」と共同行動計画が採択されている。
 今回の域外国対話には阿部副大臣のほか、サモアのケイル商業産業労働相、ニュージーランドのゴフ外貿相、マーシャル諸島のザキオス外相、アーウィンPIF事務局長らが出席。「第3回太平洋・島サミット」と同様、安全保障、環境問題、教育・人材育成、保健衛生、貿易促進の5分野にいて今後の対策と協力体制を協議した。
 このうち環境問題について日本は、発効済みの中西部太平洋マグロ類条約の締結に向けた作業を進め、海洋資源の持続的利用に貢献することや太平洋島嶼国で緊急課題となっている廃棄物処理に貢献することを表明。また、海面上昇により太平洋島嶼国は国家存亡の危機に立たされているとして京都議定書の早期発効へ向けたPIF全体としての努力を要請した。【外務省】

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