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環境ニュース[国内]

企業の社会的責任に関する中間報告書案への意見募集開始

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2004.07.21 【情報源】経済産業省/2004.07.20 発表

 経済産業省の「企業の社会的責任社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)に関する懇談会」(座長:伊藤邦雄一橋大学商学部長)はCSRの基本的な考え方、企業価値を向上させるCSRへの取組み内容、取組み促進策などをまとめた「中間報告書」案を公表し、この案について平成16年8月9日まで意見募集を行うことにした。
 CSRは環境保全、消費者保護、公正な労働基準、人権、安全衛生、地域社会貢献など、企業による幅広い要素への取り組むを含む概念。欧米ではCSRへの取り組みが企業の競争力強化にもつながるとして、積極的に取り組む企業が増えており、16年6月には国際標準化機構(ISO)でもガイドラインに着手することが議決されている。
 今回の報告書案はCSRの考え方を、(1)企業と利害関係者との交流によって実現される、(2)企業にとって環境、社会の持続的発展に通じる広い意味での投資である、(3)取組み内容はその企業の経営理念や業態、属する環境によって多様であり、企業の自主的・戦略的取組みが重要である、(4)グローバルな視点での取組みが必要、(5)情報開示、説明責任、利害関係者との対話を通じ、企業活動の透明性を高めることが企業評価を高めることにつながる−−の5点に整理。
 さらに、CSRについての取組み促進策としては、(一)CSRについての普及啓発の実施、企業間の情報交換の場などの環境・インフラの整備、(二)解決すべき社会的課題の明示と関係省庁の連携の下での支援−−があげられている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【経済産業省】

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